児童養護施設で働く繊細さん

このブログを見て下さり有難うございます☺︎

メンタル最弱の私が児童養護施設の職員になった理由②

こんにちは☺︎

今回は前回の続きで

「メンタル最弱の私が児童養護施設の職員になった理由」をお話していきます。

前回のブログをまだ読んでいない方は、そちらのブログも読んでいただけると嬉しいです。

メンタル最弱の私が児童養護施設の職員になった理由... - 児童養護施設で働く繊細さん

 

それではスタートです‼︎

 

声を掛けていただいていた幼稚園が、今年度は募集しないということになり、私は急いで手当たり次第幼稚園見学の申し込みをしました。

その時特に重要視していた就職ポイントは

①家から自転車通勤できる範囲

②人間関係が良さそうなところ(見学時に挨拶をしっかり返してくれるか、先生同士の関わりはどうか等、とにかく見ていました。)

③お手洗いが綺麗かどうか(掃除も大事な仕事であるため、そもそものお手洗いが綺麗かどうかはとても大事なポイントでした...)

あとは、全体的な雰囲気と直感です笑

でもこの直感が大事だったりします‼︎

 

しかし、いくつか幼稚園を見学したものの

どこもしっくりこなかったんです...

見学させていただいた幼稚園を、項目ごとにグラフにまとめたりしましたが、

気づいたら、どこが良いかではなく、どこを妥協するかになっていたのです。

妥協して決めたくはない、そう強く思いました。

 

そんな時、高校時代、捻くれていた私を変えてくれた、恩師を思い出しました。

「大人なんてみんな嫌いだ。」

そう思っていたあの頃、冷たく接する私に、いい意味でとてもしつこく関わってくれた先生でした。

いつしか、その先生のことをとても信頼できるようになりました。

この話もどこかでまた詳しく出来たらと思います。

突然その先生を思い出した時、中高生などの、大きな子どもたちとも関わって、その子どもたちの気持ちに寄り添い、あの頃先生が私を変えてくれたみたいに、子どもたちの心を変えてあげることが出来たら、と思ったのです。

 

小さな子どもたち、大きな子どもたち、どちらも見れる場所...

私は思いつきで、当時就職は考えていませんでしたが、児童養護施設に見学に行くことにしました。

児童養護施設は、私の中ではやはり怖いイメージがあったのですが、

見学に行くと、子どもたちがとても笑顔で駆け寄ってくれました。

その瞬間、これまで抱いていた私の幼稚園の先生になりたいという夢が、溶けていく感覚に襲われました。

「子どもたちの笑顔を作りたくて、幼稚園の先生を目指していたけれど、子どもたちは元々素敵な笑顔を持っているんだ。私は、子どもたちの、元々持っているこの笑顔を守りたい。

そう強く思いました。

そして、私は気づいたのです。

子どもたちに何かを教えたいというよりも、笑顔で、愛されて、幸せだと感じて生きていってほしい。そのために、何かを伝えたいんだ。

恵まれた環境にいたのにも関わらず、何故か真っ暗闇の中にいたように感じていた、中高生の頃の私の経験も、ここでなら、何か役に立つのではないか。

子どもたちに寄り添いたいという思いは、ここでなら、手厚く実現することが出来るのではないか。

 

そして私は、児童養護施設の職員を目指すことに決めたのです。

正直、直感でした。

ただ、いろんなところを、自分の目で確かめて知っていくことが大切だと改めて思いました。

長年抱いた夢も、一瞬の出来事で変わることがあると知りました。

不安は大きくありましたが、自分の思いを実現するために、この道を選びました。

 

長々と読んで下さり有難うございました。

今日も皆さんにとって素敵な1日になりますように☺︎